不動産売却の媒介契約はどれがおすすめ?専任と一般のメリット・デメリットや選び方を解説
2026.06.15 売買コラム 売りたい

こんにちは!清須市の不動産会社アシストです。不動産会社に売却を依頼する際に結ぶ「媒介契約」。1社に任せる専任媒介と、複数社に頼める一般媒介、結局どちらがおすすめなのでしょうか?
この記事では、各契約のメリット・デメリットを徹底比較し、どの契約形態が高く・確実に売れるのか判断基準をお伝えします。
LIXIL不動産ショップアシスト
目次
売主様に合うのはどっち?2ステップ媒介契約診断チャート
下のチャートの質問に「YES」か「NO」で答えて進んでみてください。
(例: 3ヶ月以内の売却希望など)
もしくは
複数社とのやり取りは面倒…
窓口は1社に絞りたい?
(早く売りたい or 手間をかけたくない)
または専属専任媒介契約
1社が責任を持って販売活動に集中するため、スピーディーな売却が期待できます。不動産会社とのやり取りも一本化でき、手間なくスムーズに進めたい方に最適です。
(時間はかかってもOK and 手間は惜しまない)
(例: 駅近、築浅、人気学区など)
複数社で競争させて
高く売れる可能性を追求したい?
(自信あり!競争させたい)
人気物件なら不動産会社間の競争が生まれ、より良い条件での売却が期待できます。時間をかけてでも、最高値を目指したいという方に合っています。
(じっくり1社に売ってもらいたい)
1つの会社とじっくり向き合い、物件の魅力を最大限に引き出す戦略を練ることができます。信頼できるパートナーと着実に売却を進めたい方に最適です。
いかがでしたか?ご自身の状況に合った契約の方向性が見えてきたでしょうか。
ここからは、それぞれの契約方法の詳細とメリット・デメリットを解説します。
不動産売却における媒介契約とは?3つの種類と違いを比較
不動産会社に売却を依頼する際に結ぶ契約を「媒介契約(ばいかいけいやく)」と呼びます。媒介契約には、不動産会社との関わり方やルールによって大きく3つの種類に分けられます。
特定の不動産会社1社のみに売却を依頼する契約です。他の不動産会社に重ねて依頼することはできません。
売主様にとって制限が最も厳しい契約ですが、その分、不動産会社には手厚いサポートと厳しい義務が課せられます。
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販売状況の報告
1週間に1回以上、売主様へ活動状況を報告する義務があります。
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レインズへの登録
契約締結の翌日から5営業日以内に、全国の不動産会社が物件情報を共有できるシステム(レインズ)に登録する義務があります。
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自分で買主を見つけても契約できない
一番の特徴は、たとえ親戚や知人など、ご自身で買主を見つけてきた場合でも、必ず依頼した不動産会社を通して取引をしなければならず、仲介手数料が発生する点です(これを「自己発見取引の禁止」と言います)。
全国の不動産会社が物件情報を共有するために利用する、業者専用のネットワークシステムのことです。レインズに登録することで、他の不動産会社も売主様の物件をお客様に紹介できるようになり、売却のチャンスが広がります。
専属専任媒介契約と同じく、売却を依頼できるのは1社のみです。異なるのは「自己発見取引」が認められている点です。
もし、ご自身で親族や知人などの買主を見つけてきた場合は、不動産会社を通さずに直接売買契約を結ぶことが可能です(この場合、仲介手数料は発生しません)。
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販売状況の報告
2週間に1回以上、売主様へ報告する義務があります。
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レインズへの登録
契約締結の翌日から7営業日以内に登録する義務があります。
同時に複数の不動産会社へ売却依頼ができる契約です。ご自身で買主を見つける自己発見取引も可能です。
「複数社に競わせたほうが高く売れるのでは?」と考える売主様に選ばれやすい契約形態ですが、不動産会社側には以下のような特徴があります。
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販売状況の報告
義務はありません。
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レインズへの登録
義務はありません(ただし、売主様の希望により登録を依頼することは可能です)。
【比較表】3つの媒介契約の違いが一目でわかる!
これまでの内容を、比較表にまとめました。改めて違いを整理してみましょう。
| 項目 | 専属専任媒介契約 | 専任媒介契約 | 一般媒介契約 |
|---|---|---|---|
| 契約できる会社数 | 1社のみ | 1社のみ | 複数社OK |
| レインズへの登録義務 | 5日以内 | 7日以内 | なし(任意) |
| 売主への報告義務 | 1週間に1回以上 | 2週間に1回以上 | なし(任意) |
| 自分で買主を見つける (自己発見取引) |
不可 (手数料が発生) |
可能 | 可能 |
| 契約期間の上限 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 制限なし (一般的には3ヶ月) |
| おすすめな人 | とにかく早く売りたい すべてお任せしたい人 |
信頼できる1社と じっくり進めたい人 |
人気物件で 高値を目指したい人 |
1社のみと契約する「専任媒介」「専属専任媒介」には、売主様に対する手厚いサポートと、販売活動をスムーズに進められる大きな強みがあります。
1社のみと契約する「専任媒介」「専属専任媒介」には、売主様に対する手厚いサポートと、販売活動をスムーズに進められる大きな強みがあります。
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積極的な販売活動が期待できる
不動産会社にとって、自社で確実に仲介手数料を得られるため、チラシのポスティングやポータルサイト(SUUMOなど)の有料オプション掲載など、広告費や人件費をかけた積極的な販売活動を行ってくれます。
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窓口が1つで手間がかからない
問い合わせへの対応、内覧のスケジュール調整、条件交渉などの窓口が1社に絞られるため、売主様の負担が軽減されます。
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活動状況が透明化される
定期的な活動報告義務があるため、「今何件の問い合わせがあるか」「どのような反応か」を正確に把握でき、価格変更などの戦略が立てやすくなります。
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担当者や会社の実力に結果が左右される
選んだ会社の販売力が乏しかったり、担当者の力量が不足していたりすると、売却が長期化する恐れがあります。
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「囲い込み」のリスクがゼロではない
悪質な会社の場合、他社が見つけてきた購入希望者を「すでに申込みが入っている」などと偽って断り、自社で見つけた買主とだけ契約させようとする「囲い込み」を行うことがあります。
複数社と契約する「一般媒介」は、売主様の自由度が高く、不動産会社同士の競争原理を働かせたい方に選ばれる傾向があります。
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多くの人の目に触れるチャンスが広がる
複数の会社がそれぞれの顧客に物件を紹介するため、単純に情報が拡散される範囲は広くなります。様々な不動産会社のネットワークにアクセスできるのは大きな魅力です。
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会社間の競争による高値売却への期待
「他社より先に契約を決めたい」という不動産会社間の競争心理が働き、より良い条件での売却に繋がる可能性があります。
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相性の悪い会社があってもリスクヘッジになる
もし1社の動きが悪くても、他の会社がカバーしてくれる可能性があるため、1社に絞るのが不安な方にとっては安心材料になります。
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積極的な広告宣伝を控えられる傾向がある
自社で費用と手間をかけて広告を出しても、他社で成約されれば報酬はゼロになります。そのため、不動産会社は広告費をかけることに消極的になりがちです。
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売主様の手間が非常に増える
全ての依頼先と個別に連絡を取り合い、内覧の日程調整も各社と行わなければならないため、対応が煩雑になります。
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販売状況の把握が難しい
報告義務がないため、「今どれくらいの反響があるのか」の全体像が見えにくく、売れ残った際の改善策を打ちにくくなります。
「複数社に競わせたほうが高く売れる」は本当?
数社に一般媒介で依頼して競わせたほうが、早く高く売れるのではないか?と考える売主様は少なくありませんが、必ずしもそうとは限りません。むしろ逆効果になるケースもあります。
例えば、一般媒介で複数社に依頼すると、SUUMOやアットホームといった不動産情報サイトに、まったく同じ物件が別々の不動産会社からいくつも掲載されることになります。これを見た買主様は「なかなか売れないワケあり物件なのかな?」「色々な会社から出ているから、もっと値引きできるのでは?」とネガティブな印象になりやすいのです。
一般媒介の競争とは、買主同士が価格を吊り上げるオークション(入札)とは全く異なります。都心部の超人気エリアや築浅タワーマンションなど、ネットに掲載すれば黙っていても即売れるような物件であれば、一般媒介で広く顧客を持つ会社に依頼するのも一つの手です。
しかし、清須市のような一般的なエリアの物件では、信頼できる1社にしっかりと腰を据えてもらい、物件の魅力を120%引き出してもらう戦略のほうが、高値売却への近道となるケースが多いのです。
専任で任せても安心な「信頼できる不動産会社」のチェックポイント
他社より圧倒的に高い査定額を出して専任媒介契約を取り、契約後に「売れないから」とすぐに値下げを要求してくる手法(高預かり)が存在します。査定額の高さではなく、「なぜその価格で売れるのか」という明確な根拠と、過去の周辺データに基づく現実的な販売戦略を提示してくれる会社を選んでください。
売主様の利益優先のため、自社の顧客だけでなく、レインズを通じて他社様のお客様も積極的に受け入れます(片手仲介でも構わない)と、オープンな販売姿勢を明確に説明できる会社は信頼できます。
良いことばかり言う担当者には、少し注意が必要です。プロであれば、どんな物件にもメリットとデメリットの両面が見えているはずです。物件の弱みや売却におけるリスクも正直に伝え、その上で対策を一緒に考えてくれる誠実な姿勢が、信頼できるパートナーの証です。
不動産売却の媒介契約に関するよくある質問(Q&A)
契約期間の満了時(原則3ヶ月)に変更するのが一般的です。契約期間中の変更・解除には注意が必要です。
専任媒介や専属専任媒介の契約期間は最長で3ヶ月です。この期間満了のタイミングで、「一般媒介に切り替える」「別の不動産会社に専任で依頼し直す」といった変更は自由に可能です。
契約期間の途中で変更したい場合は、一度現在の契約を合意のもとで解除し、新たに契約を結び直す形になります。まずは依頼している不動産会社に相談してみましょう。ただ、不動産会社がそれまでにかけてきた広告費もゼロではないため、基本的には契約更新のタイミングで見直すのがおすすめです。
いいえ、必ずしもそうとは限りません。
不動産の査定額は買い取り額ではなく、この価格なら売れるだろうという予想価格です。
中には、売主様と専任媒介契約を結びたいがために、相場よりも高い査定額を提示して気を引こうとする会社も存在します。これを「高預かり」と言います。
このような会社と契約してしまうと、案の定なかなか売れず、最終的に大幅な値下げを提案され、結果的に売却期間が長引いただけで、相場とかわらない、あるいはそれ以下の価格でしか売れない事態になりかねません。
一番高い査定額を出した会社を選ぶのではなく、清須市の直近の売買データや物件の個別要因に基づき、なぜその価格になるのかを論理的かつ誠実に説明してくれる会社をパートナーに選ぶことが大切です。
目安として「2〜3社」に絞るのがおすすめです。
一般媒介は理論上は何社に依頼しても良いのですが、あまりに多くの会社に依頼するのは得策ではありません。
前述の通り、不動産ポータルサイトに同じ物件がズラリと並ぶと、購入検討者に「売れ残り」の印象を与えてしまいます。また、売主様ご自身が各社と連絡を取り、情報を管理する手間も膨大になります。
「地元の動きに強い会社」「大手で広域の集客力がある会社」など、それぞれ得意分野の違う会社を2〜3社選び、依頼するのが効果的なラインと言えるでしょう。それ以上の数に広げても、管理が煩雑になるだけで、効果が大きく上がることは少ないです。
まとめ:自分に合った媒介契約と信頼できるパートナー選びで、不安ゼロの売却を!
不動産売却における媒介契約について、専任と一般の違いや、それぞれのメリット・デメリットを比較解説しました。
しかし、不動産売却で重要なのは、契約の種類そのものよりも、自分の物件状況を正しく分析し、売り方を提案してくれる信頼できる不動産会社を見つけることです。
私たちは、清須市エリアの相場や購入者層の動向を誰よりも把握しています。
「アシストに任せてよかった」とご納得いただけるよう、透明性の高いサポートをお約束します。売却に少しでも不安や迷いがある方は、ぜひ一度、お気軽にお声がけください。
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