賃貸リフォームは最低限でOK?入居者が決まる基準と費用を抑えて貸すコツ
2026.04.25 貸借コラム 貸したい

空き家や年季の入ったアパートを賃貸に出したいと考えたとき、できればリフォームに大きなお金はかけたくないというのが、多くのオーナー様の本音ではないでしょうか。
本記事では、費用を抑えつつもしっかりと入居者を獲得するための最低限の基準と、具体的なコストカットのコツについて詳しく解説します。
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目次
どこまで直す?最低限必要なリフォーム箇所の優先順位と基準
賃貸探しにおいて、内見時の第一印象が成約の8割を決めると言っても過言ではありません。そのため、パッと見たときの明るさや清潔感に直結する表層部分の優先度が最も高くなります。
設備が古くても、ホコリやカビがなくピカピカに磨き上げられていれば、それだけで大切に管理されている印象を与えます。素人の掃除ではなく、必ず専門業者による全体清掃を行いましょう。
タバコのヤニによる黄ばみ、目立つ破れ、カビ跡がある壁紙は、入居者に不快感を与えます。汚れが目立つ部屋や面だけでも新しいクロスに張り替えることで、見違えるように明るくなります。床の大きな傷やシミも、クッションフロアの上張りなどで比較的安価に修繕が可能です。
水回りの古さは、特に女性やファミリー層の入居者が気にするポイントです。しかし、キッチンやユニットバスを丸ごと新品に交換すると数十万円〜百万円以上の出費となり、費用の回収が困難になります。
ここでは全交換ではなく清潔感の回復を目標とします。
黄ばんだ便座、水漏れしそうな古い蛇口(水栓)、換気扇などを新しいものに交換するだけでも、使い勝手と見た目の印象が改善します。
古いキッチンの扉に木目調の塩ビシート(ダイノックシートなど)を貼ってデザインを一新したり、浴槽を専用の塗装やコーティングで綺麗に再生させたりする工法があります。これらを活用すれば、新品に交換する費用の数分の一で水回りの印象を良くすることができます。
和室を洋室に変更する、2DKの壁を抜いて広い1LDKにする、最新のシステムキッチンや温水洗浄便座を導入する、といったリフォームは、優先度としては低くなります。
これらを実施すれば見栄えは良くなりますが、多額の工事費用がかかるため、投資した金額を回収できるのかというリスクが付きまといます。
古い間取り(和室など)であっても、家賃が手頃なら和室でも構わないと考える層は一定数存在します。リフォーム費用を抑えたい方は、過剰な設備投資は避けるのも手です。
【箇所別】賃貸の最低限リフォームにかかる費用相場
お部屋の清潔感や第一印象を大きく左右する壁紙や床の修繕は、比較的低予算で大きな効果が得られる費用対効果の高いリフォームです。
| 平米(㎡)単価 | 約1,000円〜1,500円 |
|---|---|
| 6畳部屋(壁・天井全面)の目安 | 約4万円〜6万円 |
必ずしもすべての壁を張り替える必要はありません。タバコのヤニ汚れなどがひどい部屋だけを張り替えたり、汚れが目立つ一面だけを色付きのアクセントクロスに張り替えたりするだけでも、費用を抑えつつお部屋の印象を良くすることができます。
| 平米(㎡)単価 | 約2,500円〜4,000円 |
|---|---|
| 6畳部屋の目安 | 約3万円〜5万円 |
フローリングの張替えは高額になりますが、既存の床の上に木目調などのクッションフロアやフロアタイルを上張りする工法であれば、費用を大幅に削減できます。
キッチン、トイレ、浴室といった水回り設備を丸ごと新品に交換すると、数百万円単位の出費となります。しかし、部分的な部品交換や表面の再生であれば、現実的な予算で清潔感を回復させることが可能です。
| 水栓(蛇口)の交換 | 約1.5万円〜3万円 (パッキン交換だけなら数千円) |
|---|---|
| 便座(温水洗浄便座など)の交換 | 約2万円〜5万円 |
| 換気扇の交換 | 約1.5万円〜3万円 |
| キッチン扉への塩ビシート(木目調など)貼り | 約5万円〜10万円 |
|---|---|
| 浴槽・浴室の専用塗装・コーティング | 約10万円〜20万円 |
古さは許容されても不潔さは敬遠されます。水漏れしそうな蛇口を新しくし、カビの取れないコーキング(ゴムパッキン)を打ち直すだけでも、清潔感は満たせます。
| 畳の表替え | 1帖あたり約5,000円〜8,000円 (6畳で約3万円〜5万円) |
|---|---|
| 襖(ふすま)の張替え | 1枚あたり約3,000円〜5,000円 |
| 障子の張替え | 1枚あたり約2,000円〜4,000円 |
清須市で「なるべく費用をかけずに貸したい」オーナー様へ
例えば、清須市内の戸建てであれば、多少古くても駐車場があり、家賃が手頃なら借りたいというニーズが確実に存在します。一方で古い単身向けのアパートは、単身のご高齢者や生活保護を受給されている方など、福祉需要の受け皿としての役割も高まっています。募集の条件を少し柔軟にするだけで、リフォームに費用をかけずとも入居者が決まりやすくなります。
今の状態のままでも借り手がつくのかどうか、あるいは最低限どこに手を入れるべきなのか、率直な意見を聞いてみたい方は、お気軽にアシストの無料相談をご利用ください。
清須市内の賃貸事情に精通したスタッフが実際に現地へお伺いし、物件の状態を拝見した上で、直すべき箇所と直さなくて良い箇所をアドバイスいたします。オーナー様の利益を第一に考え、不要で高額なリフォームを押し付けるようなことは一切ございません。ご所有の空き家やアパートの現実的な貸し方について、まずはお気軽にご相談ください。
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